こんにちは。らむねです。
離婚をするときは子どもが学校にあがるときや、義務教育が終わるとき、
成人するときなど、子どもの成長の節目を意識する夫婦が多いようです。
今回は、一方がそのタイミングをずっと待っていた夫婦のお話です。
長年の家庭内別居は離婚理由になる? 妻が離婚を切り出したタイミングとその真相
小林大二郎さん(48歳)とみゆきさん(48歳)は結婚20年目。
現在子どもは19歳と18歳で来年春には下の子の高校卒業が決まっています。
大二郎さんとみゆきさんの夫婦関係は数年前からほぼ家庭内別居状態。
「なにかがあった」わけではありませんでしたが、
スキンシップや会話が徐々になくなり、
気が付けば「必要最低限」の話しか、お互いしないようになっていました。
普段はほとんど会話もありませんでしたが、お互い子どものことに関しては協力的で、
家族行事や学校行事には夫婦で参加をしていました。
大二郎さんは、「家族になるとはこういうことだ」と思っていたので
今更夫婦の在り方を変えていくつもりもなく、
かといってみゆきさんに対しても何かを求めるわけでもありませんでした。
恋人と夫婦は違うから?
大二郎さんは、みゆきさんが平日何をしているか気にすることもなく、
休日に一人出かけていっても特に行き先を聞くわけでもなく、
基本的にはお互い干渉せずに過ごしていました。
しかし、これを「恋人と夫婦は違う。家族はこういうものだ」と
思っていたのは大二郎さんだけでした。
みゆきさんは全く別の思いで毎日生活していたのです。
ある日、大二郎さんはみゆきさんから、離婚届を渡されます。
そして、みゆきさんからこう言われたのです。
「この夫婦関係に疑問をもって、6年前から離婚を考えていた。
下の子が高校を卒業するタイミングで離婚をしたいとずっと思っていた」と。
離婚など全く考えていなかった大二郎さんは、驚きました。
妻から突然の離婚宣言。夫婦はこのまま終わってしまうのか?
(2018.04.23)